管理部人事労務|マネージャー
中島 健
なぜ、らしんばんに入社したのですか?
入社のきっかけは、モノの価値を再定義して次に繋ぐ「中古業態」という商売への興味でした。
新品の販売とは異なり、中古品には一つとして同じ状態のものがありません。
その決断が間違いではなかったと確信し、仕事がどんどん面白くなったのは、実際に店舗に出て業務を重ねてからです。
当時はまだ個人の裁量が大きく、自分で知識やトレンドを分析し、自分で値を付け、自分の作った売場で販売するという手触り感がありました。
自分の仕掛けがダイレクトに成果として返ってくる面白さを体感できたのです。
会社が組織化された現在では業務プロセスも整備され、当時とまったく同じやり方ではありません。
しかし、指示通りに動くだけではなく、一人の商人として考えるというあの店舗で培った商売の原点と面白さこそが、今振り返ってもらしんばんを選んだ理由であり、管理部門にいる現在の私にとっても大切な判断基準になっています。
現在の仕事内容と、やりがいを教えてください
現在は管理部門の人事労務担当として、組織の基盤づくりや全社員が安心して働ける環境整備を担当しています。
店舗事業部で目の前の業務に向き合ってきた経験と、マーケティング部で事業全体を俯瞰した視点を持てたことが、今の私の活動の土台になっています。
この仕事のやりがいは、人事労務の役割を単なるルールの管理や統制ではなく、すべての社員が迷わず、安心して最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えることだと捉えて実行できる点にあります。
制度やルールは、社員を縛るためのものではなく、一人ひとりを守り、挑戦を後押しするためのものです。店舗と本部の双方向の感覚を知っているからこそ、現場の苦労やリアルな悩みにも寄り添った、実効性の高い環境づくりを追求しています。
自分が構築した制度やサポートによって組織全体が円滑に回り、社員から「働きやすくなった」「相談してよかった」という声を聞けたときは、店舗時代とはまた違った大きな手応えと責任感を感じます。
仕事の中で大変だったこと、乗り越えた経験は?
一番の壁だったのは、15年いた店舗からマーケティング部、そして管理部へと移る中で、長年培ってきた自分の感覚ややり方が、まったく通用しなくなったことです。
店舗時代は、現場で叩き込んだ自分の感性や経験がすべてでした。
しかしマーケティング部では「で、データは?」と論理を突きつけられ、自分の感覚が何一つ通じないもどかしさに頭を抱えました。
さらに管理部へ行けば、個別の話ではなく「組織全体をどう動かすか」という全く違う頭の使い方が求められたからです。
今までの成功体験もある分、自分のやり方が通じないもどかしさは相当なものでした。でも、「昔のやり方にしがみついても格好悪いだけだな」と、いい意味でプライドを捨てることにしました。
分からないことは素直に学び、自分の引き出しが増えていくプロセスそのものを楽しむよう前向きに開き直りました。
店舗の感性、マーケの論理、管理部の組織視点。失敗しながらも新しいやり方を面白がり、自分の引き出しを広げてきたこの泥臭いもがきこそが、今の私の本当の強みになっています。
らしんばんらしさを感じる瞬間は?
「昔ながらの泥臭い商売の熱量と、会社が組織として整っていく変化が、混ざり合っている瞬間」と感じています。
今のらしんばんは、誰もが効率よく働けるように仕組み化やルール化が進んでいます。
一方で、スタッフの根底にある「アニメや商品へのマニアックな情熱や知識」も、絶対に手放したくないらしんばんの原点です。
ルール通り整然と動くことと、現場の愛やこだわりを活かすこと。この2つのバランスをどうやって取っていくかを、みんなで試行錯誤しています。
単に決められたマニュアルをこなすだけではなく、「らしんばんの熱さ」を消さずにどう組織を良くしていくか。
昔からのカルチャーと新しい組織づくりがせめぎ合っているこの「変化のエネルギー」こそが、今のらしんばんらしさであり、一番の面白さだと思います。
今後挑戦したいこと・目標は?
らしんばんは完成された会社ではなく、まだまだ成長過程で、この先に伸びしろがたくさんある会社です。
だからこそ、叩き上げとして現場の空気感も知っている自分が管理部門にいる意味があると考えています。
今後の目標は、これまでの店舗・マーケティング・管理部という3つの視点を活かし、社員一人ひとりがここで働く面白さを感じながら、高いモチベーションで走り続けられる仕組みや組織にしていくことです。個人のセンスや無理な頑張りだけに頼るのではなく、誰もが仕事に誇りを持ち、安心して挑戦でき、正当に評価される土台をしっかり固めていきたいです。
業界の市場や環境は目まぐるしく変化していますが、らしんばんが好きを支えるインフラとして選ばれ続けるために、私自身が真っ先に変化を楽しんで、次の世代がより伸び伸びと熱量高く活躍できる環境を整備したいと考えています。
どんな人と一緒に働きたいですか?
「整い切っていない環境や変化を、おおらかに面白がれる人」です。
今のらしんばんは、完成されたマニュアル通りに動けばOKというフェーズではありません。市場も組織も常に動いているからこそ、完璧な環境で指示を待つタイプの人よりも、まだ未完成だからこそ、自分たちで良くしていこうと前向きに試行錯誤を楽しめる方と一緒に働きたいです。
自分の役割に勝手に線を引かず、どうすればもっと面白くなるかを自律的に考えて動ける人にとって、今のらしんばんはチャンスに溢れた面白い環境だと感じています。
失敗を恐れて立ち止まるのではなく、「まあ、やってみよう」と変化のプロセスそのものを楽しめる柔軟性と熱量を持った仲間と一緒に、これからのらしんばんを創っていきたいと思っています。
