おきがるプライズフィギュアレビュー

いらっしゃい、本日見てもらいたい作品はこちら。
今回はすこし悩んだけど、すばらしいところがあるのでそこを紹介したい一品

第9回:「ワンパンマン」 ESPRESTO – shapely – 地獄のフブキ

第9回:「ワンパンマン」
ESPRESTO – shapely – 地獄のフブキ

「ワンパンマン」 ESPRESTO - shapely - 地獄のフブキ

総合

B

インパクト

B

細かさ

B

全体完成度

B

発売元:バンプレスト
発売日:2021年9月
サイズ:縦幅25cm 26.8cm(台座あり)
箱サイズ:縦幅 22.5cm 横幅 18.5cm 奥行 15cm


「ワンパンマン」 ESPRESTO - shapely - 地獄のフブキ

頭部、お顔もイイ感じで思ったよりも悪くないじゃないか。
もう少し肌色が明るくても良いかもしれないと思うところまあるけど、これはこれでいい。
このフィギュアの最大の良さは頭部に集中しているということをこれから説明していきたい。


「ワンパンマン」 ESPRESTO - shapely - 地獄のフブキ

角度を変えて見てもイイ感じである。
見方を変えても悪くならない、それでいてイメージが変わって見えるのはすばらしい。
全体的に黒色の色使いが自分の腕の悪さもあいまって、上手く写真で見せられないのは勘弁。


「ワンパンマン」 ESPRESTO - shapely - 地獄のフブキ

前から見るとほとんど確認するのが難しいところだが、2色使っている。
これが前からももう少し確認できると高級感が増すのだが…
そして、ここからがこのフィギュアの惜しいというか残念なポイントが始まるのである。


「ワンパンマン」 ESPRESTO - shapely - 地獄のフブキ

身体のラインが分かりやすいデザインの衣装を纏っている。
良くみるとここも2色使って色の濃淡を表現しているのだけどもほとんどわからない。
もっと濃淡を強くするか、そもそも基本の色を光沢のあるものにするかすべき。


「ワンパンマン」 ESPRESTO - shapely - 地獄のフブキ

これは箱の横に書いてある説明だが、体のラインと陰影をウリとしているらしい。
造形は悪くないどころか良い、塗装がもったいない、惜しい。
残念ながらこの箱の写真のイメージにはとてもではないが及んでいない。


「ワンパンマン」 ESPRESTO - shapely - 地獄のフブキ

いちおう下からも確認しておこうか。
パンツが見えないのは残念なところでもあるが、これは出来とは関係ない。
そういうキャラなのであきらめよう。


「ワンパンマン」 ESPRESTO - shapely - 地獄のフブキ

そして、惜しいというか、いや、これは惜しくは無いな。台座に足がはまらない。
個体差があるとはいえ致命的、無理やりハメることは可能だがなんと直立しない。
この味も素っ気もない台座とはまらない足、これはもう残念を通り越してる。


「ワンパンマン」 ESPRESTO - shapely - 地獄のフブキ

本来は2週にかけてほぼ同時にに発売されたお姉ちゃんの戦慄のタツマキも紹介しようと思っていたが、箱と実物を見比べるに残念なところは同じながらお顔もなんか個人的にいただけなかったので、お蔵入り。
この角度以外は非常に目つきが悪く感じるのは気のせいではないだろう。


「ワンパンマン」 ESPRESTO - shapely - 地獄のフブキ

顔の出来が良いので全体的に良く見える。
しかし、惜しいポイントが多く目立つところがもったいないフィギュア。
あくまで台座の件は個体差だけど、他にもありそう。


はい、今週はこんなところだけど、ぜひ君も自分の気になる作品を探しに行ってもらいたいと思う。
それでは来週も紹介したいフィギュアを用意しておくから、また会おうか。