いらっしゃい! 本日、見てもらいたい作品はこちら!
他とは一風変わった印象の作品たちを世に送り出すメーカーからのこの作品。
第112回:「神椿市建設中。」1/7スケールフィギュア 谷置狸眼

パッと見ではこれはプライズフィギュアなの?という印象も受ける出来上がり。
サイズも大き目ながら丁寧さも感じとれる、それにしても箱が大きい。
そんな本作の気になるところ、おススメどころを、じっくりと見ていきましょう!
総合
S
インパクト
S
細かさ
A
全体完成度
S
発売元:エルココ
発売日:2025年7月
サイズ:縦幅24cm・25.5cm(台座含)
箱サイズ:縦幅 28cm 横幅 18cm 奥行 15cm
スラリとして知的なイメージ。
お顔は横目でチラリとこちらに視線を向ける感じがとても決まっております。
そして衣装も発色がキレイで特徴的ときた。
ポーズ的にはもう少しばかりずらした方がいい?
いや、いや、目線的には前の方がベストかもしれません。
こちらの方も捨てがたいですが。
近づいてアップで確認。
お顔の眼の印刷などが高水準で纏まってます。
特に眼の印刷とまつ毛などの目周りがほんとに絶妙なバランス具合ですばらしい。
ここからのアングルからでも抜群、個人的にもお気に入りの一枚。
どこから見ても美しいです。
肌の色も強すぎず弱すぎず、しっくりきているのも完成度の高さを押し上げている一因でしょう。
正面から見るとこのような感じ。
多少の雑さを一部に感じるものの、衣装の出来は造形・塗装ともにそつのなさがあります。
全体的に衣装の塗りは光沢が強いので、テカテカなのは上着だけの方がピタリと来たかもしれない。
すこし斜めの後ろ側から。
ここからみる後髪の造形の細かさはとても好印象。
自然な衣装のシワも見どころの1つでしょう。
裏側下方向より。
かなりの大きさで左右足首にまで達してます、ちょっと造形が大雑把かもしれない。
後ろから見るととても大きいイメージなのですが、前から見るとそこまで大きさを感じません。
斜め横から。
ここから見てもお分かりの通りのお顔は全方向仕様、かわいい。
見えにくい上着の裏の印刷と発色など、いろいろなところで拘りも感じます。
ぐるりと一周回ってきました。
再度見直してもやっぱり決まってる。
少し画像ではわかりにくいのですが、クリア塗装でコートされた眼も光ってます。
下から見上げてみるのも一興かと。
少し違った方向から見たお顔からの衣装がとてもしっくり来てます。
ふとももも見れますし。
台座と足元。
デザイン的にそっけのない台座ではありますが、本体の出来が良いので気になりません。
ただ、細い片足ですべてを支えているため、経年による歪みや衝撃の弱さが懸念されます。
いかがでしたでしょうか?
まとめると、
サイズは大き目で存在感がありることから、インパクトは「S」。
造形の良さがありつつも、多少塗の粗さも目立つことから細かさは「A」。
統一感のある出来の良さから、全体完成度は「S」。
そこから判断するに、総合は「S」となりました。
これは押さえておいても良い一品であると言えましょう!
次回も気になった一品を紹介したいと思いますので、あなたも気になる新たなフィギュアとの出会いを求めて、ここを訪れてくれるとありがたいです。
それではまたお会いいたしましょう。














