いらっしゃい!本日、見てもらいたい作品はこちら!
ある1点が気になりすぎて選んだといっても過言ではない一品。
第92回:「ヘブンバーンズレッド」スケールフィギュア 和泉ユキ
近頃のプライズとしては少し大きめなサイズ。
それでいて全体にほのかに漂う高級感もある。
そんな本作をさっそく確認していきましょう。
総合
A
インパクト
B
細かさ
A
全体完成度
A
発売元:エルココ
発売日:2023年10月
サイズ:縦幅20cm 21.3cm(台座 込)
箱サイズ:縦幅 24cm 横幅 15cm 奥行 11cm
遠目に見てもお顔もなかなかに良さそう。
ポーズも独特で他にあまり例がないところから目を引きます。
ただ、このポーズは良いカットの写真が撮りづらい。
どこから撮っても何故かしっくりこない。
ホントに難しい。
良いポイントを何度か挑戦してみた結果がこちらなんです。
お顔をもう少し近くから。
全体的に可愛く仕上がっており、眼の塗りもとても凝ってます。
これだけでもかなり出来が良く感じるところなのですが、実は他にもたくさんあるのです。
このフィギュアの一番素晴らしく感じるところ、それはメガネの出来がさりげなくイイところ。
違和感がほとんど無いといいますか、クオリティ高めですよね?
どうしても低予算で作られたプライズフィギュアのメガネは出来が悪く、違和感が強いので。
そして制服周りもきれいに仕上がってます。
メガネを含めて、小物系がキレイに作られているので全体の見映えが好い。
あえてこのフィギュアの悪いところを挙げるならば、開いたお口の塗装色が単純なところぐらい。
少しばかり下から。
小物系の出来のおかげでほとんど気にはなりませんが髪の造形が結構な大雑把感もあり。
腕組んでるので分からなかったですけど、こちらから見る胸は相応なボリュームを感じます。
後ろに回ります。
ここから見る髪の造形はそこまで悪くは感じません。
チェック柄スカートの印刷もそれらしくまとまっていて、上着ととても似合ってます。
スカートのなびき具合がまたいい味を出してます。
これがふとももと合わせる事によって威力が大幅に増す?のです。
それと、ひざ裏の確認も忘れてはいけません。
前に戻りまして、きちんと確認しておきたいところがありました。
それはオーバーニーというか、ニーハイというか ロング ソックスです。
影の付け方というか陰影もまた素晴らしい安定感を与えてくれます。
足元と台座です。
台座だけ見ると、シンプル過ぎて大きなマイナスではあります。
とはいえ、靴の出来がかなり良いので、これもまたそこまで気にならない。
はい、当然ここの確認も忘れてません。
一見シンプル過ぎるとは思いますけど、よく見てください。
きちんとシワも作られていて、これはこれで味わい深いものだと。
いかがでしたでしょうか。
これはこれで素敵な作品でした。
サイズは平均より少し大きめでポーズには個性的ですが動きが少ないため、インパクトは「B」。
衣装の出来と発色の良さ、そしてメガネ。なのですがマイナスもある程度あるので、細かさは「A」。
お顔も安定、全体も非常にまとまっているので全体完成度は平均を満たす「A」。
そこから判断するに、総合は「A」となりました。
これは押さえておいても良い一品であると言えましょう!
次回も気になった一品を紹介したいと思いますので、
ぜひ、あなたも自分の気になるフィギュアとの新たな出会いを求めて、探しに行ってみてください。
それではまたお会いいたしましょう。