いらっしゃい!本日、見てもらいたい作品はこちら!
もはや定番となりつつある安定感の強いブランドからの一品!
第83回:「氷菓」 Coreful フィギュア 千反田える
この画像では分かりにくいですが、パッケージはかなり顔色が悪いです。
でも中はまったく問題ありません。
それでは色々と見ていきましょう。
総合
A
インパクト
A
細かさ
A
全体完成度
S
発売元:タイトー
発売日:2023年6月
サイズ:縦幅18cm 18.7cm(台座 込)
箱サイズ:縦幅 21cm 横幅 13.5cm 奥行 8.5cm
パッと見の出来はとてもすばらしいです。
しかし、この作品も近ごろのこのブランドのサイズ通りで少し小さくて迫力が足りてません。
特に今回の様にフィギュア自体で作品の良さを見せる場合にこの1センチはかなりイタイ。
近寄りまして、はい、お顔まわりもカワイイと。
この眼の印刷、口の塗装、前髪の造形などきちんとまとまって素敵な仕上がり。
そして発色もイイときてる。
正面から見ると、イメージは少し変わります。
でも、そこが悪いところにはなり得てません、すべてにおいて好印象。
この目の印刷のバランス感は大事ですよ。
すこし上から見てもこの通り。
ぜんぜん悪くないです、というかとてもカワイイ。
オススメのポイントです。
後ろに回ります。
これまた流れる様な髪の造形がとてもすばらしい。
見逃してしまいそうですが非常に凝った作りなのです。
ここからだとやっぱり、組んだ両手とスカートのシワの良さが際立ってます。
しかし、ちょっと物足りなさも感じるかも。
やはり作品の大きさ的にもう少し何かしら小物などを充実させて欲しいかった。
正面から見た制服。
リボンの躍動感と、フワッとした宇割の感じが伝わります。
そう、何かしらの物足りなさは感じるとはいうものの悪いところはほとんど無いんです。
そのまま下に降りるとスカートがお出迎え。
ここから見ると感無量。
ちょっとだけ見えるふとももと、膝小僧がさらに深いところへと誘ってくれます。
ちょっとだけでは物足りないのであれば、ここからはどうでしょう。
スラリと伸びたふともも、そして膝裏が拝めます。
白い靴下も眩しい。
台座と足元をもう少し見てみます。
革靴も手を抜いてません。
このデザインと色合いの台座は本体ととても良く合っていて、安っぽくは見えません。
忘れていません、スカートの中。
少し大雑把感が出てしまっている気もしますが、これはこれで悪くはないのではないでしょう。
とくにお尻と太ももの裏に良さを感じませんか?
いかがでしたでしょうか。
動きの少ないポーズかつ、このサイズということでインパクトは「A」。
すべてにおいてそつない出来ながらも決定打に欠ける事から、細かさは「A」。
作品全体がキレイにまとまっている事から全体完成度は「S」。
そこから判断するに総合は「A」となりました。
これは押さえておいても良い一品であると言えましょう!
次回も気になった一品を紹介したいと思いますので、
ぜひ、あなたも自分の気になるフィギュアとの新たな出会いを求めて、探しに行ってみてください。
それではまたお会いいたしましょう。