おきがるプライズフィギュアレビュー

いらっしゃい!本日、見てもらいたい作品はこちら!
もはや定番となりつつある安定感の強いブランドからの一品!

第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

パッケージと遜色のない本体は遠目で見ると完璧な出来にしか見えない。
その魅力どころは多々あるのですが、残念なところもそれ故に目立ってしまっています。
そこのところを色々と見ていきましょう。

総合

A

インパクト

A

細かさ

A

全体完成度

S

発売元:タイトー
発売日:2023年6月
サイズ:縦幅18cm 18.7cm(台座 込)
箱サイズ:縦幅 21cm 横幅 12.5cm 奥行 7.5cm


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

ポーズを取りながら微笑むそのお顔は原作の雰囲気を上手く表現してます。
とはいうものの、近ごろのこのブランドのサイズは少し小さくなって迫力が足りません。
1センチサイズが変わるだけでもぜんぜんイメージは変わるんで、縮むのは困りものです。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

近寄りまして、はい、お顔まわりもこの通り。
この複雑な眼の印刷、そして位置も素敵な仕上がり。
悪くないというか、イイんですよ。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

すこし角度を変えてみても、その良さは変わりません。
表情もばっちりです。
右腕から身体にかけてのポーズも個人的にはこちらから眺める方が好みだったりします。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

側面から見る横顔もとっても素敵。
ただ、ここからの横顔と身体はとてもイイのですが、上着がすこーしばかり気になります。
このブラウンのジャケット、いかにも3Dプリンタで出しました感が強くてマイナスなのです。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

後ろに移ります。
この流れる様な髪の造形がすばらしい。
非常に凝った作りになってます。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

そこから少し回り込みます。
髪の造形が素晴らしいのは相変わらずなのですが、やはり上着のジャケット。
この質感、やはり気になるともう駄目です。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

前に戻りまして、お腹まわりを見ていきます。
ポーズに合わせて動いたネクタイ、そしてシャツのシワ。
そう、シワ加減、自分がこだわるポイントはここ。良いシワです。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

このシワを望みつつお顔も見てみましょう。
どこから見ても、お顔は崩れずカワイイ。
それ、ホント重要なところです。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

下に降りまして、ショートパンツからの脚を見ましょう。
スラリと伸びた脚の膝とふくらはぎの加減も絶妙です。
うっすらと分割線が脚に見えたりもしますが、このくらいは問題ないかと。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

脚の裏側を見るべく再度後ろに。
こちらから見る膝裏とふくらはぎも良いのです。
でも、こちら側からはちょっと分割線が気になるかな。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

台座です、ロゴイメージを意識したような、機械の歯車がピッタリ。
これだけでも、かなり全体が良く見える出来の良い台座です。
靴の出来も素敵。


第82回:「Steins;Gate」 Coreful フィギュア 牧瀬紅莉栖

いかがでしたでしょうか。

動きの少ないポーズはともかく、このサイズだとどうしてもインパクトは「A」に。
上着の作りのぞんざい感が気になる事から、惜しくも細かさは「A」
お顔と髪、そして台座とキレイにきまっている事から全体完成度は当然の「S」
そこから判断するに総合は、残念ながら限りなくSに近い「A」となりました。

これは押さえておいても良い一品であると言えましょう!

次回も気になった一品を紹介したいと思いますので、
ぜひ、あなたも自分の気になるフィギュアとの新たな出会いを求めて、探しに行ってみてください。
それではまたお会いいたしましょう。