いらっしゃい！ 本日、見てもらいたい作品はこちら！
競泳水着という少しマニアックともとれる造形を見事に仕上げた一品！

パッケージはキレイな感じでまとまってますが、中身はまた違った感じです。
近頃のプライズは非常に小さく感じるものも多いけど、そんな心配も一切ないサイズ感。
さらには全体的な色合いも統一感に加えての、眼鏡に競泳水着にロングなポニテと大盤振る舞い。

全体的に大きめで、なおかつ色々なところのボリューム満点。
髪と装備品の多さもその一端を担っています。
なんかとてもムチムチしてイイ感じ。

お顔の作りもイメージ通りで再現度高め。
メガネフレームとホイッスルの紐をもう少し細く繊細にすると、ひと目ではプライズには見えない。
それくらい全体の出来とバランスが優れています。

すこし角度を変えてみてもお顔のイメージは変わらない、このクオリティの高さ。
お顔以外にも、いろいろなところに見るべき気になるところがあります。
髪の造形と色合い、バッグやボトルとなど、秀逸なところは後ほどきちんと確認しましょう。

そんな気になる小物の一つであるバッグ、見えにくいですけどイルカのワンポイントが細かい。
しかもこのバッグ、同じ白系統ながら水着や上着とは違う白にみえる。
色鮮やかなエメラルドグリーンとの境界線がはみ出たり、滲んだりしているところさえ無ければなぁ。

上から覗き込んでみますと、バッグ内のボトルの作り込みも分かります。
同時にここから見ると、笛の紐で強調された水着のシワの素晴らしさにも気が付くでしょう。
あ、バックの中身を確認したかったんですって、ボトル、ボトル。

なんかもう、このボリューム感あふれる胸の前にはボトルはどうでもいい気持ちに。
しかし、凶悪だ。
上着のジャケットの腕のシワの表現がこれまた素晴らしいのですが、その事を忘れるくらいに。

ここから見るのもオススメ。
どの角度から見てもイメージの変わらないお顔はほんと素晴らしい。
しかしここから見るのならば、競泳水着の出来を堪能するべきか。

どうですか？ この競泳水着。
お腹のところにも水着のシワの表現がなされているのです。
見えますでしょうか？

すこし下からみますと足の長さとキレイさが際立っているのもわかります。
そして、とてもいい味を出しているフープは、そこに添えられる手も含めてこれまたすばらしい。
こういった小物の出来と存在感が、この作品を非常にレベルの高いものにしてます。

ぐるりと回って、似たような感じで見てみます。
引き締まったお尻と、その先の背を推したいところですが、ここでは違うところを。
そう、指です。この作品とても指がキレイです、きちんと爪が塗装されているところもイイのです。

見どころが多いとは言いましたが、後ろからの眺めもサイコーです。
ロングなポニーテールは圧倒的な存在感。
そして、そこにフープが加わる事で更なる高みに。

台座はシンプルな白に作品名が記載されたもの。
ちょっと物足りない感はあるものの、そこまで気になりません。
これはフィギュア本体のボリューム感によるところが大きいのでしょうね。

いかがでしたでしょうか。

ボリューム感が抜群で造形も大きい事からインパクトは「S」。
一部に雑さを感じるところがあるため、惜しくも細かさは「A」。
どこから見ても決まって見えるお顔など、見どころが多い事から全体完成度は「S」。
そこから判断するに、総合は「S」となりました。

これは押さえておいても良い一品であると言えましょう！

次回も気になった一品を紹介したいと思いますので、
ぜひ、あなたも自分の気になるフィギュアとの新たな出会いを求めて、探しに行ってみてください。
それではまたお会いいたしましょう。