おきがるプライズフィギュアレビュー

いらっしゃい!本日見てもらいたい作品はこちら!
少しばかり地味さがありつつも非常にまとまりの良い一品!

「月姫 - A piece of blue glass moon -」 Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

総合

A

インパクト

A

細かさ

A

全体完成度

A

発売元:セガ
発売日:2003年4月
サイズ:21.5cm/22cm(台座含)
箱サイズ:縦幅 26cm 横幅 14cm 奥行 9cm


一見、全体的に地味に見えるかな。
でも、あれ?良くみるとそこまで悪くないぞ、いや、イイのかもしれない。
それではそこのところを詳しく見ていきましょう。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

光の加減にもよりますが、肌は写真でもかなり白く見えます。
実際にみてもかなり白めに感じるかと。
そこはイメージ的にも問題は無いです。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

お顔のイメージは見る方向によって多少変わるものの、可愛く出来ていると思います。
上半身の白い衣装もシワが非常に良いカタチで造られているので、安っぽさもあまり感じません。
感じるとすればネックレスでしょうか、ここがもうちょっと良ければさらに良く見えたでしょう。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

正面です。
眼の色合いや印刷、鼻や口などそつない作りでとてもイイ。
個人的にはお顔にすこし影がつくくらいがオススメの撮り方になります。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

それらをふまえて、個人的なオススメはこのショットです。
いちばん原作に近いイメージがある様に感じますが、どうでしょう?
胸もイイ感じに見えますし。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

だからといって別角度(下方向)からは必要なかったかな。
いや、これはいつもの癖でして。
ここから見ると、また違った趣が、、、ないか。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

頭頂から髪全体を見ていきます。
ちょっと大雑把感はあるものの、アホ毛も含めて全体的に丁寧に造形されており、塗装もイイです。
ですが一番良いのはここから見るお口になります、カワイイ。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

側面からもみてみます。
スラリとした身体ですが細身過ぎずにちょうどイイ感じ。
脇下のところにある原材料の注入口跡がちょっと気になるところではありますが。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

そして背面はこんな感じ。
複雑な後ろ髪から、背中と腰を通ってお尻へのラインが好きです。
飾りっけはほとんど無いのだけれども、これで充分だと言えるものがここにはあります。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

ふともも、および脚です。
こういう感じも悪くないです。
上着に合わせたスカートのシワ加減もとてもイイ。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

流れでこちらも見ておきましょう。
思ったよりもきちんと造形されていて好印象。
それどころか、パンツ以外にもお尻とふとももの感じもこだわりを感じて良い出来だと思います。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

足元です。
台座はプライズ特有のいつもながらに殺風景なもので、どちらかといえば減点対象。
しかし、足元のブーツの出来が良い為、そこがあまり気にならない様に感じます。


「月姫 - A piece of blue glass moon -」  Luminasta アルクェイド・ブリュンスタッド

いかがだったでしょうか。

ポーズや衣装からの地味さはありつつもサイズは大きめなところから感じるインパクトは「A」
大きくは感じないものの、至るところに感じることが出来る細かさも「A」
決定打に欠けるものの、上手くまとまっている事から全体完成度は「A」
そこから判断するに、総合は「A」になりました。

作品としての出来はとても良いと思います。押さえておいても良い一品であると言えましょう!

さて、次回も気になった一品を紹介したいと思いますので、ぜひ、あなたも自分の気になるフィギュアとの出会いを求めて、探しに行ってみてください。
それではまた会いましょう。