いらっしゃい！本日見てもらいたい作品はこちら！
カッコ良さの光る一品！

忍者なので地味ではありますが、この当たり前さがとてもイイ。
お顔がしっかりとしているので見映えもかなり良いし。
それでは見ていきましょう。

上目遣いがすごいパッケージと比べるとずいぶんとおとなし目のお顔。
お顔が正面なのであそこまで鋭くは見えないのです。
とはいってもかなり良い出来だと思いますので心配は要りません。

前から見直すとこんな感じ。
そう、どこから見てもとてもきまって見える。
これでもう少しサイズが大きければホントに良いのだけれど。

お顔のアップです。
全体的に地味な色合いなので肌色部分が際立って見えます。
その分、髪は細かいように見えて、近寄って見るとけっこう大雑把な感じが否めません。

やはり、上の方から見る方が箱のイメージには近くなります。
かなり上から見ないといけない事になるのですが。
実際のところ、ここについてはそこまで気になりません。

少しばかり下方向から。
ここから見るお顔もイイのですが、ここでは左腕と腰ひもですか。
特に腰ひものなびき具合は素晴らしいのです。

そうなると、衣装も気になってきます。
色は単調ながらも、作りが凝っているのがわかる衣装です。
線も多く細か目ですし、ふわっとした質感も表現されているのがほんとにイイ。

今度は少しばかり左方向から。
同じ暗い色ながらも黒いインナーと紺の色がとても合っています。
しかし、残念ながらすこし塗りが雑に感じます。

頭頂です。
ここから見るとそこまで髪の悪い印象は感じません。
そしてここからもわかる手の表現、左右ともに表現が豊かです。

後ろはこんな感じになります、髪の後ろは凝っているのが分かります。
腰紐から衣装が引っ張られている感じが見えるなど、後ろからもけっこう見どころが多いです。
右のふともものところにコピーライト入れるのは他のところは無かったのかなとは思うけど。

台座は通常のプライズにたまにある何も無い黒一色のもの。
この作品、このキャラであるならばこのままでも悪くないです。
足元の草履がもう少し塗りが凝っていれば更に良かったかなという気はしますが。

いかがだったでしょうか。

雰囲気は良く出ているもののかなり小さく感じる事からインパクトは「B」。
造形は素晴らしいところが多いものの、塗りがすこしばかり微妙さを感じるので細かさは「A」。
全体としては上手くまとまっており、非常にカッコよく仕上がっている事から全体完成度は「S」
そこから判断するに、総合は「A」になりました。

全体的に作品としての出来はとても良いと思います。これは押さえておいても良い一品であると言えましょう！

さて、次回も気になった一品を紹介したいと思いますので、ぜひ、あなたも自分の気になるフィギュアとの出会いを求めて、探しに行ってみてください。
それではまた会いましょう。