おきがるプライズフィギュアレビュー

いらっしゃい!本日見てもらいたい作品はこちら!
乗せもの作品ながら、かなりの存在感を放つ魅惑の一品!

第69回:「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

総合

A

インパクト

A

細かさ

A

全体完成度

A

発売元:セガ
発売日:2022年2月
サイズ:15.5cm
箱サイズ:縦幅 11cm 横幅 18cm 奥行 12cm


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

一見すると全体的に淡い色で仕上がっている作品に感じます。
とはいえ、お顔はカワイイので問題なし。
なかなかこの特徴的な色合いとお顔が上手に表現されているものはとても少ないんです。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

すこしアップで角度を変えてみましょうか。
全体的に塗装は少し大雑把に感じる塗りかもしれませんが、悪くはありません。
しかも、このシリーズはみんなが食事中というこれまた珍しいところもイイのです。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

おにぎりの量がすごいです、それを包んでた竹皮がまったく塗装されていないのが残念。
無塗装はのっぺりしすぎ、こういうところにこだわれると全体の見映えがとても良くなります。
本体に力を入れる為、あえて付属のこういうところは手を抜くという方法もあるので何ともですが。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

ここから見ると、お口の中の歯と舌がきちんと造形されているのが分かります。
昔のプライズフィギュアはお口の造形がかなり簡単で雑でしたから、ポイントも高いです。
しかし柔らかそうですよね、、、、おにぎりが。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

今回、気になるポイントとして挙げたかったのが衣装のボタン。
非常に高級感を感じる造形と塗りが施されてます。
ちょっと分かりづらいのですが、こういうところがきちんとあるところがほんとにイイ。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

右の三つ編み(画像では左)に何故か大きな汚れがついてます。
プライズフィギュアは大量生産するので、こういうことはよくある事。
分かってはいるのだけど、当たってはほしくないです。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

上から見てみましょう、上からの眺めもイイです。
頭頂の髪が細かく造形されているのがとても好印象。
今さらなのですが、腰をかけているのは箱の中についている透明なブリスターを使っています。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

背面です。
羽織のシワの細かさも丁寧でイイのですが、やはり竹皮に包まれたおにぎりの束が気になる。
こういう小物がきちんとある事によって、全体から見ても作品が映えます。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

左横からも見ても羽織のシワは細かくて良い。
しかしながら、こちら側はかなり造形の合わせ目であるラインが目立ちます。
ですが、こちらをメインで眺めることは無いのでそこまで気にならないかもしれません。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

いつもの様に見上げてみましょう。
やはりこの作品の造形の出来はとてもイイと思います。
ちょっとふくらはぎの合わせ目のラインが気になりますが、そこはこの際、気にしない。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

うーん、鉄壁のガード。
残念、諦めよう。
おにぎりと膝とふくらはぎでイイじゃあないか。


「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

いかがだったでしょうか。

座っているが思いのほか大きいと思えるサイズ感にインパクトは「A」
繊細さと大雑把さが同居している事から、細かさは「A」
全体としては上手くまとまっており、お顔もカワイく小物も印象が強い事から全体完成度も「A」
そこから判断するに、総合は「A」になりました。

全体的に作品としての出来はとても良いと思います。これは押さえておいても良い一品であると言えましょう!

おまけではありますが、本来は後から登場した「プレミアムちょこのせ 柱合会議」の方を今回紹介しようとしていたのですが変更しました。

「鬼滅の刃」 プレミアムちょこのせフィギュア 甘露寺蜜璃

こちらは一回りほど小さいのですが、色合いははっきりしていてこちらも悪くはないのです。
食事時という意外性と、大きさ、カワイさで選んだらこちらの方に軍配が上がったというだけなので、機会があったらこちらも紹介してみたいです。


次回も気になった一品を紹介したいと思いますので、
ぜひ、あなたも自分の気になるフィギュアとの出会いを求めて、探しに行ってみてください。
それではまた会いましょう。