おきがるプライズフィギュアレビュー

今回見てもらいたい作品はこちら!
懐かしさと褐色キャラのすばらしさを感じることが出来るステキな一品です、どうでしょう!

第51回:「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

第51回:「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

総合

A

インパクト

A

細かさ

A

全体完成度

A

発売元:セガ
発売日:2013年11月
サイズ:21.5cm 22.4cm(台座含)
箱サイズ:縦幅 25cm 横幅 14cm 奥行 8cm


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

キャラデザの貞本義行 氏のイメージを感じる造形、イラストと比べるとちょっと幼い感じ。
けど、まとまっていて、イイ感じ。
しかも、すこし傾けた頭と、肌色の露出が多いところもイイという。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

近づいてみると分かるのですが、かなりいろいろと大雑把なつくりが確認できます。
だからといって、悪くなりすぎていない絶妙なイイ感じのバランス。
削れるところは削ってます感が強いけど、ここから見る分にはほとんど分かりません。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

顔のアップ、イラストをうまく造形に落とし込めてるのを感じます。
口の造形がすこし簡素にもみえますが、これはこれで合っていてまったく悪く感じません。
これは眼や髪などにも言えます、胸のペンダントの色が深い青になっているのもポイント高い。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

そこから下に降りていきます、すると胸とお腹が現れてきます。
全体的な肌の色がすこしばかりというかオレンジっぽいのが少し気になるところ。
遠くから見ると問題ないのですが、近くから見るとかなり残念な「お腹」と「おへそ」の造形もそうです。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

そのまま横に移動します。これはスレンダーな身体が良く分かるありがとうなカットです。
ただ、本来は本物のパイナップルのハズが、パイナップルのおもちゃに見えるのが惜しい。
こういう小物がきちんとしてると、造形の全体的な見た目が大きく変わるところなので。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

ここは確認したい恒例の場所、脇。
下から覗き込むようなかたちなので、白いインナー?の裏側も見えます。
絶景ですね、ここからだと髪の下側も確認できるのもイイです。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

そして後ろから、ここで光るのはお尻の出来の良さ。
お尻にかかる布もイイ感じではありますが…
何といっても背中からお尻にかけてのラインが良い、お尻が少し見えているのもイイ。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

下から覗いてみましょう。
こんなガードの弱そうな恰好ながらほとんど見えません、さすがは放映元の影響なのか…
それに、ここでも目立つパイナップルの出来の悪さがツライ、見ないようにしよう。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

台座ですね、黒にタイトルだけというシンプルながら悪くないものです。
それは、足元に存在感を放つライオンの赤ちゃんに見えないキングがいるからですね。
出来も良いのですが、これのシーンを造形するのですか、これは違う意味でスゴイ。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

やっぱりここは確認しておかねばいけません。
かなりというか、ほんとに見えにくいというより見えません。
無理に見ようとすると、かなり良い感じで作られているのが分かります。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

見えないところにかなりのこだわりを感じる、そう、それはパンツ愛ですね。
これをほとんど普通に立たせておくと見えないのがもったいない。
こう見るとナディア本体の出来は総じて良いものに感じます。


「ふしぎの海のナディア」 プレミアムフィギュア ”ナディア”

総評です。
大きさもそこそこあります、さらに褐色系である事からインパクトは「A」
まとまってはいるものの、一部の良いところと悪いとこのバランスが悪いので細かさは「A」
全体としてナディア本体の完成度は平均的に良い事から全体完成度は「A」
そこから判断するに、申し分ない良い作品として総合は「A」になります。
不朽の名作のヒロインをさりげなく飾るものとして、これは家にあっても良いのではないでしょうか!


次回もお薦めに足りうる一品を紹介していこうと思いますので、 あなたも自分の知らないプライズフィギュアを求めて、いろいろ探して見るのも楽しいと思います。 それでは、来週もまたここで会いましょう。