おきがるプライズフィギュアレビュー

いらっしゃい!さぁ、本日見てもらいたい作品はこちら!
作りはプライズの域を大きく越えた?ファンでは無くても外せない一品。

第38回:「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

第38回:「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

第38回:「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

総合

S

インパクト

S

細かさ

S

全体完成度

S

発売元:タイトー
発売日:2022年1月
サイズ:縦幅21cm(アホ毛含) 縦幅21.6cm(台座あり)
箱サイズ:縦幅 24cm 横幅 12.5cm 奥行 9cm


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

まずは上半身を見ていきます。
ちょっと見ただけではプライズなのか?と思えるほどの完成度を感じます。
特にお顔と角。この角の塗りと来たら、こだわりが強すぎて溢れ出さんばかり。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

ちょっと見難くもありますので、もっと近づいてみましょう。
この少し潤み目な表情も良いですが、ポーズもとても良い。
さりげない左手がとくにイメージを際立たせている気がします。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

さらにアップで迫ってみます。
良くみると眼の塗装が輪郭や眉毛などにプライズらしさも多少は見えますが、全体のバランスの良さからまったく気になりません、というかほんとに素晴らしい出来。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

ボリュームある胸が眩しい。
白い衣装は近頃のタイトーに多い造形感を感じるもので、悪くはありません。
むしろここまで顔の出来が良いと、返ってマイナスにも感じられるのが不思議です。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

すこし下ります。
お顔はぜんぜん見えなくなりますが、この方面からのショットもお気に入りです。
胸から脇、そこから流れる黒髪は先に行くにつれてクリアになってます。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

さらに廻って背後から見てみます。
髪の造形のダイナミックさが伝わってきます。
それに黒髪がクリアに至る過程の色も変化がキレイ。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

さらに少しばかり廻って、少し下方から見ます。
この方向も悪くない、、胸とふともものボリュームが伺えるイイ1枚です。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

ぐるりと1回転しました。
やはりこのニットは白色が良いです。
限定版で黒色があるのですが、こちらの方がイメージに合います。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

さらに下に行きます。
膝の裏もイイ感じなので紹介しないわけにはいきません。
前があるので、どうしたものかと少しばかり悩みましたが、無理やり入れときます。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

前面である下からみた膝です。
膝裏が良いと、膝が良いのは想像に難くない。
自分的にこだわるポイントの1つであります。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

当然、覗いていきます。
こういうストッキングのような下半身でもきちんと作りこんでくる、パンツ!
手を抜かない職人芸の見本です。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

靴と台座。 ロゴの入ったクリアなパープルの台座は作品に合っていて高級感も感じます。
また、両足が台座についているので、安定しているのも良いです。


「オーバーロードIV」 Coreful フィギュア アルベド ニットワンピースver.

遠目からでも分かる出来の良さは、インパクトは大きいので「S」
お顔と角の出来の細かさが全体に波及している、よって細かさは「S」
全体のバランスも良く、個々の箇所も素晴らしいところだらけ、全体完成度は「S」です。
そこから判断するに総合は文句なく「S」で決まり。
アルベドのフィギュアは高額なものが多いと、お嘆きの貴兄にはオススメな一品です!

次回もお薦めに足りうる一品を紹介しますので、あなたも自分の知らないプライズフィギュアを求めて、いろいろ探しに行ってもらいたいですね。
それでは、来週、またここで会いましょう。