おきがるプライズフィギュアレビュー

いらっしゃい!本日見てもらいたい作品はこちら!
力強い造形に迫力を感じる一品。

第45回:「キルラキル」プレミアムフィギュア 纏 流子

第45回:「キルラキル」プレミアムフィギュア 纏 流子

第45回:「キルラキル」 プレミアムフィギュア 纏 流子

総合

S

インパクト

S

細かさ

A

全体完成度

S

発売元:セガ
発売日:2014年10月
サイズ:縦幅19cm 縦幅19.8cm(台座あり)
箱サイズ:縦幅 25cm 横幅 16cm 奥行 9.5cm


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

凛々しい立ちポーズ、そこから溢れる力強さを感じます。
でも、そこまで動きを感じない造形に見える?いえいえ、そうではないんです。
前からでは分かりづらいところではあるのですが、方向を変えて見ることでいろいろと動きを楽しめるんです。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

特徴的な眼の印刷がイイ感じ、眉もイイ。
そして、このポーズに合わせた黒いセーラー服の動きの豊かさを見ていただきたい。
色鮮やかな赤いリボンを大きめに見せ、動きも付けているので非常に躍動感がある。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

ほんの少し角度を変えてみました。
どうですか、こちらの方がセーラー服の躍動感が分かりやすいかもしれません。
感じますか?動きを。靡く裾、大きな赤いリボンとともに。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

ちょっと後ろに回り込んで頭部を確認しましょうか。
かなり大雑把な造形の髪の毛ですね、でもこのフィギュアにはこれで良いんです。
この髪の毛も動きの1つとして、全体の表現力を上げてくれています。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

お腹やサスペンダーも気になるところではありますが、ここでも注目するのは衣装であるセーラー服。
スカートが右足の踏み込みにあわせて、そちらだけ違った形でなびいています。
細かさといえば塗りの細かさや、造形自体の細かさもありますが、こういう細かさもあるんです。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

角度を変えてみます、おへそとサスペンダーが映えますね、今改めて考えても露出度は高いです。
もうちょっと、おへそにこだわった造形や塗りがあると個人的にはもっとうれしかった。
いや、作品的にはこういうところはあっさりしている方が良いかもしれない。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

こんなに動きがあるので、ちょっと下から見るだけでもパンツが見えます。
縞パンが。
そして、サスペンダーの行きつく先は残念ながら見えません。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

であれば、ローアングルからのオススメな1枚を。
パンツを少しぼやかしながらも、お腹、お顔とすべて望めます。
ここからでも衣装の躍動感がわかるのはすごい事です。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

ああ、こっちもオススメだった。
後ろからではあるんですが、華奢な身体から流れる様な造形がとても美しい。
そしてパンツも見える、このスカートの動きはわざとなのかなんなのか、ほんとすばらしい。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

いつものなんですが、一瞬、無くても良いかと思ってしまいました、すいません、悔い改めます。
ちょっとツルツル感が出ています、ここには余りこだわりが感じられない出来。
もう少しここも力をいれていただけると良かったと思う次第です。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

台座は赤い字で名前が入っているもの。
作品に合わせたフォントを使用しているので、これだけでもインパクトは強い。
プライズっぽさもあまり感じません。


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

すらりと伸びた足が印象的。
この角度からも良いです。
どうでしょう、いろいろと楽しめましたでしょうか?


「キルラキル」 プレミアムフィギュア  纏 流子

一見、動きの少ない様に見えながらも見どころは多いのでインパクトは「S」
分かりやすい細かさというところではそこまで感じないが、それでも充分な細かさで「A」
雰囲気の良さとは素晴らしく言う事はないので、全体完成度「S」
そこから判断するに総合は「S」となります。

その色々な方向から楽しめる非常に優秀な一品、これはあっても良いのではないでしょうか!

次回もお薦めに足りうる一品を紹介しますので、あなたも自分の知らないプライズフィギュアを求めて、いろいろ探しに行ってもらいたいですね。
それでは、来週、またここで会いましょう。